土鍋で炊いたごはんっておいしいですよね~。
蓋を開けた瞬間の香りから違うし、お米本来の味が引き立つ!
だけど、上手に炊くのはちょっと難しい?
いやいや、『かまどさん電気』なら、簡単においしい土鍋ごはんが炊けますよ!
この商品は、炊飯器なのに本物の土鍋を使用しているんですよね。
土鍋で炊いた時と同じ美味しさが味わえると評判の『かまどさん電気』、今回はその特長と欠点、実際に使った方の口コミをご紹介します。
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かまどさん電気はどんな商品?特長は?
伊賀焼窯元の長谷園さんは『かまどさん』という炊飯土鍋を2000年に発売し、大ヒットさせています。
『かまどさん電気』は、その炊飯土鍋『かまどさん』を使った電気炊飯器。
伊賀焼窯元・長谷園の七代目と家電メーカーのシロカが共同で開発した製品です。
土鍋と電気炊飯器を合体させちゃおう!なんて、なかなか思いつかない発想ですよね。
だけど、それぞれのいいとこどりでできあがった製品だから、間違いなくおいしいごはんが炊けるでしょう!
ただ、完成にたどり着くまでにはかなりの試行錯誤を重ねたようですよ~。
伊賀焼は400万年前の『古琵琶湖層』の粘土を使用しています。
この粘土は、陶器を焼き上げるときに細かい気孔ができる特性があって『呼吸する土』と呼ばれています。
ここが大きなポイント!
あたたかいごはんは湯気で水分たっぷり!
その余分な水分を小さな無数の穴が上手に吸収して程よく蒸らしてくれるからごはんがおいしいんですね。
そして、その逆も然り。
冷めたごはんには小さな穴に吸収されていた水分が放出されるからおいしさが保たれる、というわけです。
上手に水分調節してくれる・・・この技は土鍋ならでは!
伊賀焼すごい!
また、土鍋は熱伝導が緩やかなのも特長のひとつ。
炊き始めからゆっくりゆっくり温度が上がるのですが、冷めるのもゆっくり。
ごはんのおいしい炊き方で
『はじめちょろちょろ中ぱっぱ・・・』
って聞いたことあるでしょ?
かまどさん電気は、あれを再現したような温度推移を実現しているんです!
もうおいしい炊きあがりしか想像できない( *´艸`)
さらに、もうひとつ特長が!
それは、熱源にシーズヒーターを使用していることです。
今はIHを使った炊飯器が主流ですが、あえてシーズヒーター(電熱ヒーター)ってところがポイントです。
シーズヒーターは炎に近い熱源。
土の呼吸を止めることなく直火炊きの味を再現するにはIHではダメ!ってことで、こだわり抜いた部分なんですね。
呼吸する土鍋を使って直火炊きのごはんができる電気炊飯器。
これを完成させるのにはかなり苦労したようです。
開発期間に約4年、その間試作した土鍋は500個ですよ!
もちろん炊き上がりもチェックしなくてはいけないので、試食した米は3トン!!
想像の域を超えてます(^^;)
この気が遠くなる作業があったからこそ、土鍋炊きのおいしいごはんが炊ける電気炊飯器ができたんですね!
電気炊飯器だから、オール電化の家庭でも年配の方でも火を使わないので安心ですよね♪
かまどさん電気の欠点は?
かまどさん電気の特長を見てみるといいことしかないようですが、実は土鍋だからこその欠点もあります。
土鍋は陶器なので重くて割れやすいことです。
万が一割れてしまっても、シロカサポートストアでパーツ販売しているので土鍋だけを購入することはできますが、やっぱり割れるとショックですよね・・・。
落としたりぶつけたりしないように、大事に大事に扱いましょう^^
また、土鍋はフッ素加工されていないのでごはん粒や糊がこびりつきやすくなっています。
使用後はそのまま放置せず、水につけてこびりつきをきれいに取ってあげましょう。
ただし!水につけすぎるのもNGです。
水のつけすぎはカビやひび割れの原因になります。
土鍋が痛みやすくなるので、毎回しっかりと乾燥させてあげましょう。
本体には乾燥モードがついているので、自然乾燥もありですが、ついている機能は上手に使うといいですね。
一般的な電気炊飯器と違って、取り扱いにこうしたちょっとの手間が必要になるので注意してくださいね。
もうひとつ気になる点は、3合炊きで保温機能がないことです。
これ、実はメーカー側が意図して保温機能をつけなかったようなんですね。
『できるだけ炊き立てのおいしさを味わってほしい!』
とのこと。
そうですね~、たしかに保温できるのは便利だけど、保温したごはんって時間とともに味が落ちますからね(^^;)
土鍋は蓄熱性が高いので、しばらくはあたたかさを保てます。
おいしいごはんはおいしいうちに食べましょう♪
まぁ、こんな感じで土鍋ならではの欠点というか注意点はあります。
では、実際に買って正解なの?どうなの?と気になるところですよね。
それなりのお値段だし・・・。
ということで、実際に購入した方の口コミを見ていきましょう。
かまどさん電気の口コミ評判
悪い口コミ
・子あり共働きのわが家では、保温なしの3合炊きは使いづらかったので、完全に休日用です。
・土鍋を乾燥しないと炊けないので、夕飯のあと洗って乾燥させてから、翌朝のタイマーセットとなると面倒。ご飯を炊くペースが落ちました。
・土鍋の黒いコーティングが、洗った時にとても滑りやすいので落として割れる心配があります。
良い口コミ
・ごはんは甘くて艶があり、モチモチしてるのにふんわり感があります。炊き上がりに土鍋に付着するごはん粒は薪で炊いた昔の釜の味にそっくりです!
・以前から土鍋でごはんを炊いて食べていた両親に、安全面も考えプレゼント。味が良くて手入れの簡単さに喜んでくれています。
・お米の味が違います!土鍋を乾燥させるのは手間ですが、テーブルに土鍋を置いて炊きたてを食べる気分は最高です。
・残ったごはんは塩おにぎりにするのも我が家の定番となりました。お弁当に詰めた冷めたごはんも美味しいです。
・実際食べてみると、値段が高いというハードルを軽く超えてきました。簡単に最高の白飯が炊ける!こんなに美味しいごはんは普段家じゃ食べられない!
・ガスと比べて楽で、安定してオコゲも楽しめるし、美味しくいただけましたよ。
・この味のご飯を食べられると考えると、毎回重たい土鍋を洗う煩わしさは我慢できます!
・保温ができない、手入れをしなくてはいけないことも、ここまで美味しいご飯が食べられるのであれば逆にそれはもう愛すら感じます。
・土鍋ごと食卓に運んで、つやつやのご飯を家族の前で茶碗によそうことが、ちょっとしたイベントになっています。さらにご飯が美味しく感じますよ!
もともと土鍋でごはんを炊いていた方など土鍋に慣れ親しんでいる方は、ごはんのおいしさはそのままに電気炊飯器になって楽になったと感じているようですね。
値段や手間がかかるといったマイナス面を感じながらも、ごはんのおいしさの方が断然価値がある!との声が圧倒的に多く寄せられていました。
万が一土鍋が割れたり傷んだとしても、本体・ふた・内蓋に分かれていて、部品ごとに取り寄せできるアフターフォローもありますので安心ですよ^^
さいごに
土鍋で炊いたごはんはおいしい!とわかっていても、実際に土鍋で炊くのはコツが必要で常にそばにいないといけないイメージですよね。
それがスイッチオンで簡単に土鍋そのままの美味しいごはんが炊けちゃう『かまどさん電気』。
キノコや栗など旬の食材を使って、美味しい炊き込みごはんを作ってみるのもおすすめです!
あなたも『かまどさん電気』でふっくらもちもちのごはんを味わってみませんか?