中学受験の勉強って結構過酷ですよね。
国語は読解力を鍛え、決められた文字数で求められた内容に合った作文を書く練習をしなければいけない。
算数は問題を理解した上で正しく計算して答えを導き出さなければいけない。
これだけのことをたかが11~12歳の子が取り組むだけでもすごいことなのに、さらに理科と社会の暗記です。
わが家の息子が中学受験をすると宣言をした時、親として協力できることは?と考えました。
その時に出会ったのが、旺文社の【中学入試 くらべてわかる できる子図鑑】です。
この図鑑を親子で活用して暗記に取り組んだ結果、息子が希望する中学に合格することができました!
今回は、私がおすすめする【できる子図鑑】の特長やリアルレビュー、実際に購入した方の口コミなどを紹介します。
【できる子図鑑】の特長
理科や社会は『拷問ですか?』というくらい覚えることがたくさん!!
興味がある項目・内容ならおもしろくて自分からすすんで勉強するでしょうけど、そうじゃなければ教科書や参考書を読んでもなかなか記憶として定着しませんよね。
文字だけを眺めていても、記憶するどころか眠くなってしまうことも・・・。
実際、私は歴史が苦手なので、昔から『〇〇の乱』『〇〇文化』と言われてもまったく頭に入らず、暗記することが苦痛でしかありませんでした。
ところが、イメージとして捉えることができると、苦手なものでも案外記憶に残るものです。
たとえば、歴史のマンガであったり、ドラマであったり。
画像・映像として頭にインプットされると、どうやら定着するようです。
そして、この【できる子図鑑】は、画像として記憶に残るタイプの参考書。
【図鑑】というだけあって、文字よりも絵や写真が多く掲載されているんです。
↓ ↓ ↓
相手は小学生。
基本、白黒の文字だけだと、どんなに読んでも頭になんか入りません。
おそらく大人ですら流し読みになるでしょう。
だけど、これだけイラストが入っていたら?
文字だけよりもずっと興味を持って見るはずです。
そして、タイトルにもあるとおり『くらべる』ことで理解し記憶に残るように工夫されているんですね。
『扇状地』と『三角州』とか、図解されていると覚えやすいですよね。
特に歴史は似ているものやまぎらわしいものだらけ。
『○○が××城を築いた』
とか
『○○文化と××文化の違い』
とか、覚えられーん!!!
でも【できる子図鑑】は、そんなまぎらわしいものをくらべることで違いを理解できるように構成されています。
・図やイラスト・写真を多く掲載し、目で理解する。
・似ているもの・まぎらわしいものを比べることで、違いを理解する。
これが【できる子図鑑】の大きな特長です。
【できる子図鑑】のリアルレビュー
【できる子図鑑 理科】編
こちらは、2018年4月発売の改訂版です。
わが家で購入した時のものとちょっぴり表紙も変わってますね^^
ページ数も増えているので、おそらく内容もさらに充実しているのでしょう!
わが家の息子の場合、電気系は得意だったので確認程度に流していました。
ただ、教科書よりもポイントがまとまっているので、覚えやすい構成になっています。
苦手な生物系は図を見て頑張って理解していましたよ!
食べ物が口から入って、どこをどの順番で通って排泄されるのか・・・。
私に問題を出すことで、自分の中に定着させていました。
お互いに問題を出し合い、答え合うことで徐々にインプットされていったようです。
月の満ち欠けもつまずくポイントですよね~。
入試にはよく出る部分ですが、地球にいる自分を基準に太陽と月の位置関係を理解するのがなかなか難しい!
できる子図鑑を参考に、実際の月を見ながら頭を悩ませていましたよ^^
理科に関しては、実際の生活の中で参考になること・気づくことも多いので、私も『これは!』と思った時に声をかけていました。
たとえば、天気予報を見ながら
『低気圧ってどんなふうに風がふくの?』
などなど。
普段なにげなく生活している中にも、理科に関する多くの学びがあるんだな~と、このできる子図鑑を通して私が気づかされました。
【できる子図鑑 社会】編
社会もページ数が増えてパワーアップしているようです!
社会は私の苦手分野・・・特に歴史はダメダメです(^^;)
それを生かして息子は私の先生になってくれました。
人にものを教えるってめちゃめちゃ自分の力になるんですね!
『聖徳太子は○○をした人だよ!』
『徳川家康は関ケ原の戦いに勝って~~~。』
と毎日のようにできる子図鑑を見ながら説明されたものです。
歴史の試験によく出てくる『享保の改革』『寛政の改革』『天保の改革』も見開き1ページでまとめられているので、覚えやすいですよね。
地理に関しては、各国・各県ごとに特徴や産業がまとめられているので、地図を確認しながら絵を見て覚えることができます。
これも問題の出し合いっこでインプットしました。
あとは確認テストさながらに、一緒にスーパーに買い物に行って、野菜の産地の確認です。
図鑑に書いてある野菜と産地が一致すると印象強く残るようです。
目で見て確認って大切ですね^^
わが家のできる子図鑑活用術でした。
【できる子図鑑】は、とにかく字よりも図解が多いので小学生でも抵抗のない参考書です。
そして、子どもの記憶力は素晴らしい!
どのページのどの部分にどんなことが書いてあった
と、ページごとに画像として記憶する能力を持っています。
できる子図鑑は図解が多いだけに、この子どもの記憶力を十分に発揮できる構成になっているようです。
では、この図鑑だけで中学受験は突破できるか?
と聞かれれば、NOです。
受験で戦っていくためには、多くのことを覚えなくてはいけません。
おそらく受験生のほとんどが塾に通っているでしょうから、そちらの受験用のテキストをメインに取り組んだほうが受験勉強を網羅できます。
できる子図鑑は要点をコンパクトにまとめてあるので、理解度の確認のために上手に使うといいでしょう。
親子で取り組むにはおすすめの参考書です。
【できる子図鑑】を購入した方の口コミまとめ
ここまでは、【できる子図鑑】のわが家での活用術とレビューをお伝えしました。
では、実際に購入した方の口コミも確認してみたいと思います。
・自宅での自主学習用に購入。図が多くて読みやすく、教科書だけでは足りない部分を補完できます。
・比較や特徴などのポイントを図解で示してあるので、子どもがわかりやすかったと話していました。お陰様で効率よく学習し、難関校に合格することができました。
・写真よりも絵が多いので、図鑑というよりは参考書です。似たものを比べるという視点がとても分かりやすくていいと思いました。
・塾のテキストだけでは色がなく分かりにくいので、こちらを併用するといいです。
・教科書よりも詳しいのに短くまとめられていてとてもわかりやすいです。この本を見たり読んだりすることで知識が頭の中で整理されるので、受験をしない子にもオススメです。
図解が多くてわかりやすい、という感想が多いですね。
理科か社会のどちらかを買うともう一方も欲しくなる、という意見も。
たしかに、ザッと目を通しただけで取り組みやすい本だな~と感じるので、わが家でも2冊揃えましたからね^^
・もっと写真を増やしてほしい。
・『できる子』という表現が気になる。
という声もありました。
そうですね、【図鑑】という表題から写真をイメージしてしまいますからね。
だけど、図鑑に匹敵するほどのイラストの数。
文字よりも図解が多いくらいです。
今の状態でも子どもに好評ですが、今後改訂されたら口コミを参考に、さらに写真が増えるかもしれませんね。
さいごに
わが家の息子が中学受験の時に活用していた旺文社の【中学入試 くらべてわかる できる子図鑑】の紹介でした。
受験に挑むとはいえ、まだまだ幼い小学生です。
ひたすら勉強させるのはかわいそうだし、できるだけ楽しんで勉強してほしい。
そんな思いから購入した図鑑ですが、図解が多くコンパクトに要点がまとめられているのでおすすめです。
そして子供に図鑑を与えるだけでなく、ぜひ親子一緒に勉強してみてください。
覚えるためにはアウトプットも大切です。
一緒に読んだり問題の出し合いをすることで、確実に力がつきますよ!
ぜひお試しあれ~♪